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比例配分(ストップ配分)方法について

2017/04/13

比例配分(ストップ配分)ルールを知っていますか?

ストップ高に張り付いている株を買うことができれば、翌日高い値段で利益確定できる可能性が高いです。そのようなストップ高投資法を使っている人は、ストップ配分ルールを理解することによって、さらに有利に売買ができるかもしれません。

 

ストップ配分とは

株価がストップ高やストップ安で寄り付かない時に、大引けにおいて通常とは異なる方法で売買を成立させることを比例配分ストップ配分)といいます。

下の画像では、102,300株が比例配分されています。

ストップ高比例配分の様子

比例配分は証券会社ごとにルールが決まっており、適切に注文を出さないと買える可能性がゼロということもありますので、しっかりとルールを把握しておくことが大切です。

 

 

成行注文

指値注文と成行注文では、成行注文が優先されます。指値が優先される証券会社は聞いたことがないので、成行注文を出しておけばまず間違いありません。

 

 

注文の優先順位

比例配分の優先順位は大きく『時間優先』と『数量優先』に分けられます。

時間を優先させている証券会社は、早い時間に注文を出した人から順番に配分していきます。数量優先の証券会社は、注文株数の多い人から順番に配分していきます。

 

主要ネット証券の比例配分ルールは以下のようになっています

比例配分(ストップ配分)ルール
  時間優先 数量優先
SBI証券  
GMOクリック証券  
楽天証券 不明
カブドットコム証券 非公開
松井証券  
ライブスター証券  
マネックス証券  

 

 

比例配分ルールの詳細

SBI証券

SBI証券は時間優先です。

発注時刻が優先され、1注文ごとに1単位ずつ配分されます。全員に行き渡ってもなお、配分株数がある場合には、2単位以上の注文に対して1単位ずつ配分されていきます。

ストップ配分が行われた前営業日の大引け後から、ストップ配分当日の午前6時30分頃までの注文は同時刻扱いになります。寄らずのストップ高、ストップ安になりそうなで比例配分を狙う時は、当日の朝6時半前までに発注しておきましょう。同時刻の注文は抽選で優先順位が決まります。

1注文ごとに1単位ずつ配られると明記されているので、たくさん配分を受けたければ分割して発注すると良いかもしれません。

 

GMOクリック証券

GMOクリック証券は数量優先です。

注文数量の多い人から順番に1単位ずつ配分されます。全員に配分されたらまた順番に1単位ずつ配分されていきます。

注文数量の多い人から配分されるので、比例配分を狙う時は買付余力を目一杯使ってで成行注文を出しておくと約定する可能性が高くなります。

数量優先の証券会社は他に松井証券があります。しかし松井証券は比例配分目的の大量注文を認めていないので、実質数量優先の主要ネット証券はGMOクリック証券だけということになります。

 

楽天証券

配分方法についての記載は見当たりませんでした。

 

カブドットコム証券

配分方法は非公開になっています。

 

松井証券

注文数量の多い人から順番に1単位ずつ配分されます。注文数量が同じ場合には注文受付時間の早い順となります。1人で複数の注文をしている場合、優先順位が一番上の注文に最低単位のみ配分されます。

気をつけなければならないのは、配分を受けることを目的として大量の注文を出すことは水増し注文となり、松井証券から連絡が来る場合があるそうです。比例配分を受けるために大量の成行注文を出すのは止めておいた方がよさそうです。

 

ライブスター証券

金融商品取引所に発注が行われた時刻を基準として、発注時間順に1単元ずつ配分されると書かれています。

 

マネックス証券

注文時間を基準に1単位ずつ配分されます。

全員に割り当てた後、なお配分すべき株式がある場合は、残りの数に応じて按分(※按分とは『基準となる数量に比例して物を分けること』です)して配分します。とありますので、たくさん注文しておけばそれだけ多く約定する可能性がありそうです。莫大な資金力を持っていれば比例配分で複数単元ゲットできるかもしれません。

 

マネックス証券のサイトへ

 

各証券会社への配分方法

注文数量の多い証券会社から順番に1単位ずつ配分されていきます。ですので、注文件数の多い証券会社も少ない証券会社も、配分枚数に大差はありません。

個人投資家に人気がある証券会社はライバルが多くなっていますので、それだけ競争が激しくなります。反対にマイナーな証券会社であれば、比例配分をもらえる可能性は多少高くなるでしょう。

その一方で、数量優先の証券会社は発注者の資金力次第で、何時に注文を出しても一緒です。運用資金が多くても余力がたくさんあるとは限らないので、資金がそれほど多くないトレーダーが約定できる可能性も十分にあります。

主要ネット証券で数量優先の証券会社はGMOクリック証券だけですので、比例配分用に口座を持っておくと良いですね。

GMOクリック証券 のサイトへ

 

 

比例配分を狙う際の注意点

ストップ高から剥がれないと決めつけて買い注文を出していると突然寄りついて株価が変動し、大損してしまう可能性があるので気をつけましょう。

15時直前に大量の売り注文が出たレカム

2016年2月15日、レカムで14時59分に大量の売り注文が出ました(上画像)。ストップ高に大量の成行買い注文を出していた人は大きな損失をしてしまったことでしょう。このようなことも稀に起こるので、比例配分を狙う時は細心の注意を払う必要があります。

また、運良く比例配分で株が買えたとしても、絶対に翌日ギャップアップして始まるとは限りませんので過信は禁物です。

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