専業トレーダーという選択

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保険には加入できるのか

2016/08/17

みなさんは民間の保険に加入していますか?必要な保険に加入することは自分の人生を守っていく上で非常に大切なことです。

 

専業トレーダーは保険に入れるのか

一般的に無職であっても、ある程度の金融資産があれば問題なく保険に加入することができます。専業トレーダーは資産生活者という扱いになるケースが多いようです。

ただし、専業トレーダーでは加入できない種類の保険もあります。それは、所得補償保険です。所得補償保険は、病気やケガで働けなくなった時のための保険です。

会社員で社会保険に加入している人は、労災保険や雇用保険があるのである程度安心ですが、専業トレーダーにはそれがありません。所得補償保険のような保険に加入できれば多少安心なのですが、加入できないのなら仕方ないですね。何らかの形でトレードができなくなった時の備えをしておくことが大切です。

 

 

保険の考え方

そもそも保険とは、万が一の時に備えるためのものです。万が一のことが起こっても、預貯金などの流動性の高い余剰金が豊富にあるのなら、保険に入る必要はないかもしれません。しかし一般的には、自動車事故の損害賠償金や、自宅が燃えてしまった時の建て替え費用などはポンッと払える額ではありません。それらをカバーするためには、保険に加入するしかありません。保険は家計や生活が破綻してしまうリスクをなくすためのものだと思っておけばいいんですね。

いくら凄腕専業トレーダーであっても、運用資金がなければただの無職になってしまいます。資金があればガンガン稼ぐことができるかもしれませんが、元手がなければ全く稼ぐことができません。そういった事態に陥らないためにも保険という備えは重要です。

 

入っておくべき重要な保険

保険の種類 重要度
自動車保険 ★★★
火災保険、地震保険 ★★★
個人賠償責任保険 ★★★
死亡保険 ★★☆
医療保険 ★★☆
介護保険 ★★☆
がん保険 ★☆☆
傷害保険 ★☆☆
学資保険 ★☆☆
個人年金保険 ★☆☆

 

自動車保険

車を所有していて、運転をする人は絶対に加入するべきです。運転中に他人にケガをさせてしまったり、死亡させてしまったら大変な額の賠償金を支払わなければなりません。車を持っている人は全員自賠責保険(強制保険)に加入していますが、死亡事故を起こしてしまった場合、この自賠責保険から支払われる保険金額では到底足りません。一回の事故で生活が破綻してしまう可能性がありますので、自動車保険には必ず加入しましょう。

自動車保険に加入する際には、補償内容に色々と選択肢がでてきます。必要ない補償を外すことによって支払う保険料を安く抑えることができるので、いらないものは削りましょう。逆に、対人対物の保険金額はケチることなく無制限にしておくといいですね。

自動車保険はダイレクト型(通販型)がおすすめです。ダイレクト型なら、店舗で加入するよりも保険料がかなり安くなります。参考までに私は年間約4万円の支払いをしています。

 

火災保険、地震保険

火災保険は非常に重要です。自宅が火災や自然災害などに遭った場合、その修理にかかる費用は莫大なものとなります。大きな出費に備えるためにも火災保険は重要です。契約内容によっては火災による建物の損害だけでなく、水災や風災などの事故が起こった時にも損害保険金が受け取れます。また、建物だけではなく、家財も補償の対象となります。

自分は絶対に火事を起こさないと思っていても、隣人からもらい火をする可能性もあり得ます。失火の原因が故意または過失でなければ、隣人に損害賠償請求をすることはできません(失火責任法)ので、自分の財産は自分の保険で守る必要があります。

 

地震保険は火災保険の付帯保険となっています。地震保険に入りたければ火災保険に加入するしかありません。地震によって起こった火災は地震保険でしか補償を受けることができないので覚えておきましょう。近年大きな地震が起こる可能性が高いと言われ続けていますので、心配なら加入しておいた方が良いかもしれません。

地震保険の保険金額は主契約(火災保険)の保険金額の50%までとなっているところが多く、完全にリスクを抑え込めるわけではありませんが、安全を買うという点では良い保険だと思います。ただし、保険料は結構高いです。

 

 

個人賠償責任保険

個人賠償責任保険の補償対象例は、自転車で歩行者にケガをさせたり死亡させてしまったとき、ペットが他人を噛んでケガをさせてしまったとき、マンションで水漏れして階下の家財に損害を与えてしまったときなどとなっています。

損害を与えてしまった内容によっては賠償額がとても大きくなるので、個人賠償責任保険に入っていなければ家計が破綻しかねません。保険料は年間数百円~2千円程度と総じて安いです。この金額で安心が買えるなら安いものだと思います。

個人賠償責任保険は付帯保険となっていますので、自動車保険や火災保険に入る際などにオプション契約するか、クレジットカードを所有していた場合オプションで付けられる場合などがあります。できれば保険金額が無制限のところを選んでおきましょう。また、家族全員が補償対象になっている場合が多いので、保険が重複しないようにお気をつけください。

 

 

その他の保険について

死亡保険については養っている家族がいなければ必要ないと思います。また、数億円規模で資産を持っている場合も必要ないでしょう。

医療保険・がん保険は、運用資金以外の貯蓄が少なければ少ないほど加入するべきですが、加入すれば保険料を払うことによる負担も出てきますので悩むところです。現在は高額療養費制度というものがあって、月間の医療費支払い上限を超えた分は申告によって返ってきます。ですので、ある程度の貯蓄があれば医療保険やがん保険の必要性は低いといえます。なんらかの医療保険に入っていないと不安という方は、最低限の掛け捨て保険に入っておくといいかもしれません。

学資保険はお子さんがいたら検討すべき保険ですが、将来設計と家計管理をしっかりできていれば必要ないでしょう。

 

 

最後に

運用資金はトレーダーにとって非常に大切なものですので、保険という盾でしっかりと守っておきましょう。万が一のことが起こってからじゃ遅いですからね。

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