専業トレーダーという選択

~投資で生活していきたい個人投資家向けサイト~

IPOチャレンジポイントが希薄化

2017/04/13

 

SBI証券が公募増資・売出(PO)銘柄を購入するとIPOチャレンジポイントをプレゼントするというキャンペーンを始めました。→リンク

これによってポイントインフレが起こるのではないかという心配が出てきました。

 

付与されるポイントは?

POを購入すると1ポイント、1単元購入するごとに1ポイントずつ10ポイントまで、合計で最大11ポイント貰えるようになりました。

10単元購入すると最大の11ポイントが付与されるということです。

今までは、IPOで落選すると1ポイントずつもらえていただけでした。今回のキャンペーンによってSBI証券全口座内のポイント総数が増加していきますので、IPOチャレンジポイントの価値が今後下がっていく可能性があります。キャンペーンは来年の3月31日までとなっていますが、4月1日以降も継続して実施する可能性があるとの記載がありますので、動向を見守る必要がありますね。

 

IPOチャレンジポイント

私もそうなのですが、ポイントをたくさん貯めていた人は落胆しているのではないでしょうか。

落ち込んでいても仕方ないので、このままポイントを貯め続けるべきなのか、今すぐ使ってしまうべきなのか、どちらがいいのか考えてみました。

 

 

POでばら撒かれるポイント数

購入すると1ポイント+1単元につき1ポイントとなります。

最悪のケースは全員がPOを1単元だけ購入した場合です。その場合、一人につき2ポイントが付与されることになって、1単元につき2ポイント付与される換算になりますが、そんなことはさすがにあり得ないでしょう。POを一人で2単元以上購入する人がいれば、ばら撒かられるポイント総数は減ります。10単元以上購入する人がいれば、もっと減っていきます。

 

上記をふまえて考えると、SBI証券の全口座内で増加するIPOチャレンジポイントの総数は、SBI証券が引き受けた単元数と同じくらいか、やや多い程度と考えていいのではないでしょうか。

 

SBI証券のPOはどのくらいあるの?という話はこの次です。

 

 

SBI証券のPO引受株式数

2015年(11月19日現在まで)の、SBI証券が引き受けたPOの株式数をまとめてみました。情報元はSBI証券に載っている目論見書です。

時期 銘柄名 株数 単元数
11月 日本ビューホテル 45,400株 454
11月 ピーシーデポコーポレーション 68,000株 680
9月 ホットランド 23,400株 234
オプティム 167,500株 1,675
ゴルフダイジェスト・オンライン 304,800株 3,048
GLP投資法人 不明 -
8月 ディアライフ 70,000株 700
エムビーエス 3,600株 36
7月 ビーロット 183,000株 1,830
鳥貴族 3,500株 35
6月 アーバネットコーポレーション 68,200株 682
すかいらーく 不明 -
4月 ミサワ 58,000株 580
3月 エムティーアイ 50,000株 500
丸和運輸機関 18,000株 180
パンチ工業 126,000株 1,260
ジャパンマテリアル 18,000株 180
1月 デリカフーズ 105,000株 1,050

 

 

こうしてみると、たいしてポイントインフレしないような気がしますね。

仮に今年1年キャンペーンをやっていたとしてもSBI証券全体で増加するポイント数は2万ポイント前後でしょう。IPOに参加している人数が3万人と仮定した場合、一人あたり1ポイント程度しか増加していないことになります。1年間でこれです。

POを購入する人が一定であったとしても、一度で手に入るポイントが最大11ポイントなので、一度ポイントを消化すれば再び当選ラインまでポイントを貯めるのには、かなり時間がかかると予測できます。

 

IPOの抽選で増加しているポイント数

例えば、先日のIPO『ロゼッタ』ではSBI証券のネット枠に割り振られた枚数は63枚前後だそうです。

IPOの参加者が約3万人いると仮定すると、SBI証券の口座全体で増加したIPOチャレンジポイント数は

30000-63-使用されたポイント数 となります。

使われたポイント数がどの程度になるのか正確な数字は出せませんが、仮に1万ポイント使われていたとしたら、ロゼッタで増加したポイント総数は約2万ポイントとなります。1銘柄の上場だけでこれですから、POで付与されるポイントは非常に微々たるものだということがわかりますね。

 

 

考察まとめ

キャンペーン開始以前でもポイントインフレは緩やかに進んでいたので、徐々に当選ラインが引き上げられていっていましたが、今回のキャンペーンはポイントインフレに僅かに勢いをつけるような誤差程度のものだと思います。

今後どのようなキャンペーンを打ち出してくるかわかりませんが、今のところ急いでポイントを使う必要はないような気がしますね。個人的にはそうであってほしいです。

年末はSBI証券が主幹事のIPOが多いですので、心配な人はここでポイントを使ってしまうのがいいかもしれませんね。

 

スポンサーリンク

-相場関連の記事