専業トレーダーという選択

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専業トレーダーのメリットとデメリット

2016/09/22

専業トレーダーのメリットとデメリットには、それぞれどのようなものがあるでしょうか?

実際に専業トレーダーになってみてわかったことを、お伝えしていきたいと思います。

 

専業トレーダーのメリット

専業トレーダーのメリットとして、主に挙げられるものは以下の5つとなります。

  1. 実力次第でいくらでも稼げる
  2. 時間に余裕ができる
  3. どこでも自分のペースで仕事ができる
  4. 煩わしい人間関係がない
  5. いつでも相場を見ていられる

 

実力次第でいくらでも稼げる

大金を求めて株式やFXなどの金融商品を始めようと思う方も、いらっしゃるのではないでしょうか。ご存じの通り、トレーダーには稼ぎの上限がありません。株で数百億円稼いでビルを一棟買いして、ニュースになった人もいるくらいです。そんな夢のようなスーパートレーダーでも、最初は160万円から始めたというのですから驚きですよね。

専業トレーダーになると、普通に働いていたのでは到底稼ぎ出せないような利益を得られる可能性があるので、そこが一番のメリットと言ってもいいのではないでしょうか。

また、雇われている労働者であった場合、自分が思っているほど評価をしてもらえない(給料がもらえない)こともあります。しかし、トレードの世界は完全実力主義です。実力さえあれば、いくらでも収益という形で評価されるのです。そこも魅力的な部分ですね。

 

時間に余裕ができる

言葉通り、時間にとても余裕があります。株式の専業トレーダーの場合、最低限9時~15時パソコンの前にいれば大丈夫です。取引は自宅でやる人がほとんどなので通勤時間もないですし、株式市場にはお昼休みもあるので実働5時間といったところです。気配値が表示される朝8時から相場を見ていたとしても実働6時間です。

これに加えて株の夜間取引や先物オプション、FXなどをやるとなるとさらに労働時間は増えてきます。また、その日のトレードの反省や、翌日の準備、手法開発のための検証など、他にもやること自体は色々あります。それらをふまえても、自由にできる時間は大いにあるといえます。これもとても大きなメリットです。

 

どこでも自分のペースで仕事ができる

ある程度の性能が良いパソコンとインターネット回線があれば、どこでもトレードができます。仮にケガや病気で入院するような事態になってもトレードは可能でしょう。もちろんセキュリティには気を使う必要がありますが。

また、決められたノルマもないので、自分の意思でトレードをするか休むかを決めることができます。
自分のペースで働けるのは魅力的ですよね。

 

煩わしい人間関係がない

世の中には職場での人間関係に悩まれている方がたくさんいらっしゃいます。専業トレーダーは一人で取引しているので、人間関係というものがほとんどありません。人間関係でストレスがたまらないということは、大きなメリットといえます。

一人ということに寂しさを感じる方は、スカイプやTwitter、IRCや掲示板などで交流を取りながらトレードすることもできます。

 

いつでも相場を見ていられる

昼間だろうが真夜中だろうが、その気になれば24時間トレードすることができます。サラリーマン時代にはできなかった昼間のデイトレードも可能になり、トレードスタイルに幅ができます。また、市場における不測の事態にも対応しやすく、さまざまなリスクの軽減にもなります。

 

 

専業トレーダーのデメリット

ここからがデメリットとなります。
トレーダーは自由気ままだと思われがちですが、不自由に感じることもあります。

 

  1. 収入が安定しない
  2. 職業のことを人に話しづらい
  3. 社会的信用に欠ける
  4. 福利厚生制度を利用できない
  5. 人間関係の希薄化
  6. 再就職に不安

 

収入が安定しない

給料が支払われるわけではないので、相場の動きや自分の腕前や調子しだいで収入も変わってきます。また、月間収支がマイナスになることも十分ありえます。某証券会社のディーリング部門は、ほぼ全営業日でプラス収支らしいですが、一個人ではなかなか難しいでしょう。

収益が思うようにあがらないと、トレード自体が縮こまったものになってしまったり、悪循環になったりもします。ずーっと思い通りのトレードをやり続けられる可能性は少ないので、精神的なタフさが必要になってきますね。どうしても自分の将来に不安を覚えることもでてくるので、メンタルは非常に重要です。

 

職業のことを人に話しづらい

専業トレーダーになって、職業を聞かれたらなんて答えますか?その時、正直に答えてもあまり良い印象をもたれないかもしれません。

「楽して金儲けをしている」「ギャンブルをしている」などと思う人も少なからずいます。世間のトレーダーに対する風当たりはきついものです。株やFXの取引を『仕事』といったら笑われることだってあるでしょう。世間体を気にする方にはつらいでしょうね。

また、「投資で儲かっている」なんて言った日には妬まれたり、最悪の場合は事件に巻き込まれるなんてこともあり得ます。専業トレーダーになると金銭感覚などの価値観が一般的な人とかなり変わってくると思います。うかつな儲け話などはしないほうが自分自身のためになります。

職業を聞かれた際には「ネット関連の仕事をしている」とでも言っておくのが無難なのではないでしょうか。

 

社会的信用に欠ける

安定した収入を得られるという保証がないために、部屋を借りたりローンを組む際に支障が出る場合があります。個人事業主としてやっているか、法人化しているのならば話は別ですが。

また、平日の昼間からずっと自宅にいるので、事情を知らない近所の人から不審がられる可能性もあります。都会では気にもされないと思いますが、田舎の方に住んでいれば目立ってしまうのではないでしょうか。

 

福利厚生制度を利用できない

企業に勤めていないので、福利厚生制度が利用できません。雇用保険、厚生年金がないのが苦しいところです。働けなくなった時への備えや、老後の備えを自分自身の力で行わなければなりません。

トレーダーの年金と老後

 

人間関係の希薄化

職場からつながっていく人間関係がないので、自発的に動かなければ人と交流する機会は自ずと少なくります。
今ある交友関係を大切にして、必要ならば積極的にいろいろな場所に顔を出してみるべきです。

 

再就職に不安

専業トレーダーをやっている間は、職歴に空白期間ができてしまっています。専業トレーダー生活が長ければ長いほど空白期間も長くなってしまうので、再就職の際に不利になってくるでしょう。投資だけでの生活を始める前に、最悪の事態もしっかりと想定しておいたほうがいいですね。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。以上が、専業トレーダーのメリットとデメリットになります。

勢いで会社を辞めてしまってから、「こんなはずじゃなかった…」なんてことにならないように気をつけてくださいね。

 

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-専業トレーダーの現実