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東証マザーズ指数先物が2016年7月19日からスタート

2016/08/23

いよいよ来週からマザーズ先物取引ができるようになります。
個別銘柄の値動きは読めないけど新興市場全体の動きは読める、といった方には特に朗報なのではないでしょうか。

 

東証マザーズ指数とは

東証マザーズ指数とは、東証マザーズに上場する全銘柄を対象として算出される時価総額加重平均型の指数です。

時価総額の高い銘柄ほどマザーズ指数への寄与度が高くなりますが、一般的な時価総額とは異なり、浮動株調整時価総額が指数計算に用いられています。

 

時価総額

上の画像はSBI証券の取引ツールから引用したものです。時価総額が2つ表示されていますが、下に表示されている方が浮動株の時価総額(浮動株調整時価総額)です。

浮動株の割合は銘柄ごとに全く異なるので、単純に時価総額が高いからといってマザーズ指数への寄与度が高いとは限りません。例えば、ミクシィ(2121)の方がそーせい(4565)よりも時価総額が大きいですが、ミクシィは浮動株が少ないためマザーズ指数の寄与度はそーせいより下になります。少しややこしいので注意したいところです。

現在、マザーズ指数への寄与度が高い銘柄は上から順に、そーせいグループ(4565)、サイバーダイン(7779)、ミクシィ(2121)となっていて、この3社だけでマザーズ指数構成比率の30%近くを占めています。つまり、マザーズ指数はこの3銘柄の動向に左右されていると言っても過言ではありません。マザーズ先物取引を始めるつもりなら必ず監視しておきたい銘柄となるでしょう。

 

どんな人向け?

新興市場は個人投資家の影響力が強いので、行き過ぎた株価になってしまうこともあります。空売りをしたくても、個別で見ると貸借銘柄はかなり限られているため、売りポジションを持っておくことが難しいです。そんなときにはマザーズ先物取引は便利な存在です。

また、そーせい(4565)のデイトレードを売りから入りたいけど、空売り手数料が高すぎて躊躇している方にも使えるかもしれません。マザーズ指数は、そーせいの寄与度が最も大きいため、そーせい指数などと言われることもあるくらいです。動きが完全に一致するわけではありませんが、寄与度がそれなりに高くて強そうな個別株でヘッジ買いをしておけば、より安定した取引ができそうです。

あとは、市場全体の反発を買いで狙っていきたいけど極力分散投資はしたくないし、かと言ってハズレ銘柄も引きたくない、といったちょっとワガママなトレーダーにもいいかもしれません。

 

マザーズ先物取引の注意点

税金

東証マザーズ指数先物取引で一定額以上の利益を上げた場合には、確定申告が必要となります。株式との損益通算はできません。

 

レバレッジ

株式の信用取引とは違い、最大で10倍以上のレバレッジ取引が可能になっています。株と同じような感覚でフルレバレッジ取引をしているとあっという間に破産してしまう可能性があるため、リスク管理には十分気をつけたいところです。

 

マザーズ銘柄の一部昇格

マザーズ指数構成比率が高い銘柄が東証一部に昇格した場合、変更前後で指数の連続性が保たれるように基準時価総額が変更されます。そのため市場変更が行われた途端にマザーズ指数が大きく下落するといった現象は起こらないようになっています。ただし、構成比率が変わってくるため、昇格前後でのマザーズ指数の動き方には気をつけておいたほうが良いでしょう。

 

 

私的雑感

個人的には待ちに待ったマザーズ先物です。現段階ではどの程度の板ボリュームになるのかが全くわかりませんが、ある程度の流動性が確保されているのなら、マザーズ先物が主戦場になるかもしれません。取引手数料も1枚30円~40円前後になりそうですし、まったく気にならない水準の安さです。

利益を上げることが前提の話ですが、確定申告が必要になってくるのがちょっと面倒ですね。日経レバレッジETF(1570)のような特定口座で取引できて流動性も確保されているマザーズ指数連動商品があれば一番良いのですが。

追記:かなり期待していたもののほとんど流動性がなかったため、売買することを諦めました。残念。

 

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