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大口投資家におすすめの証券会社

2017/04/13

このページでは、大口投資家におすすめしたい証券会社について説明しています。手数料比較表や、各証券会社ごとの解説も書いてありますのでご参考にどうぞ。

(大口投資家以外の方はこちらの手数料比較ページへ)

証券会社によっては、大口投資家に対して優遇措置をとっているところもあり、優遇条件を満たすことによって、かなり売買手数料と金利を節約することができます。優遇条件は証券会社によって異なります。条件はページ下部の証券会社の詳細に記載してありますので、ご確認ください。

 

おすすめの証券会社

初心者のおすすめの証券会社のページでも書きましたが、大口トレーダーになっても手数料や金利などのコストをいかに抑えていくかが、証券会社を選ぶポイントだと思っています。短期売買をする大口個人投資家になると、年間の手数料や金利が数百万円になるのはザラです。中には1000万円を超えてくる人もいるでしょう。

手数料や金利などのコストがかかりにくい証券会社を選ぶことによって、かなりの額の無駄な出費が減らせます。手数料や金利が割高な証券会社を選ぶなら、コストの差を埋め合わせできるくらいのメリットがなければ非常にもったいないです。

このページでは、手数料や金利の安さという点で証券会社を比べていますので、ご了承ください。

 

証券会社ごとの手数料比較(2016年5月更新)

下にあるのは証券会社ごとの手数料比較表です。カッコ内の料金が大口投資家向けの優遇手数料および金利となっています。また、この表に書いてあるのは、一約定ごとプランの料金制度を利用した時のものです。初心者時代には使いづらかった証券会社が優遇手数料によって使いやすくなっていたりするので、メイン証券の変更を検討する価値は十分にあると思います。

 

現物手数料一覧(一約定ごとプラン)

約定代金別の現物取引手数料(税込)を証券会社ごとにまとめて比較しています。

カッコ内が大口投資家向け手数料となっています。

 証券会社/約定代金 10万円 100万円 300万円 300万円以上
ライブスター証券 86円 367円 648円 864円
GMOクリック証券 95円 470円 900円 900円~960円
SMBC日興証券 135円 864円 2,160円 2,160円~27,000円
SBI証券 150円 525円 994円 994円~1,050円
楽天証券* 150円
97円
525円
460円
994円
870円
994円~1,050円
870円~919円
岡三オンライン証券 106円 648円 1,620円 1,620円~3,240円
カブドットコム証券 97円 1,069円 2,041円 2,041円~3,985円
マネックス証券 108円 1,080円~ 約定代金の0.1%か0.15%+税
松井証券 一約定ごとのプランはありません

*楽天証券は超割コースの手数料

 

信用取引手数料一覧(主に一約定ごとプラン)

約定代金別の信用取引手数料(税込)を証券会社ごとにまとめて比較しています。

全て大口投資家向けの手数料となっています。
マネックス証券と松井証券は通常と変わりません。

 証券会社/約定代金 10万円 100万円 300万円 300万円以上
ライブスター証券 0円
GMOクリック証券 0円
SMBC日興証券 0円
SBI証券 0円
楽天証券 0円(超割コース)
岡三オンライン証券 0円(定額プラン)
カブドットコム証券 0円(プラチナプラン・ゴールドプラン)
マネックス証券 108円 1080円~ 約定代金の0.1%か0.15%+税
松井証券 0円(一日信用取引)

 

 

信用取引にかかる金利・貸株料一覧

 

  買建 売建
制度信用 一般信用 制度信用 一般信用
  無期限 日計り   無期限 短期 日計り
ライブスター証券 2.30%
1.80%
1.10%
GMOクリック証券 2.10%
1.90%
3.50% 1.10%
SMBC日興証券 2.54% 2.54% 1.15%
SBI証券 2.80%
(2.28%)
3.09%
(2.90%)
0%
2.80%
1.15% 2.00% 3.50% 0%
2.00%
楽天証券 2.85%
(2.28%)
3.09%
(2.90%)
0%
2.80%
1.10% 0%
2.00%
岡三オンライン証券 2.60% 2.00%
カブドットコム証券 2.98%
2.06%
3.60%
2.68%
1.15% 1.50% 3.90%
マネックス証券 2.80% 3.47% 1.15%
松井証券 3.10% 4.10% 0%
2.00%
1.15% 2.00% 0%
2.00%

カッコ内が大口投資家向けの優遇金利になります。

*カブドットコム証券は無期限ではなく返済期日が最長3年となります。

 

 

証券会社ごとの大口投資家向け優遇措置

 

ライブスター証券

優遇内容
・信用取引手数料0円
・制度信用取引の買方金利2.3%→1.8%

優遇条件(どちらかを満たせば適用)
・判定期間中の新規建(買建・売建)約定代金合計額が5億円以上
・判定日大引け時点での信用建玉残高が5億円以上(両建ては対象外)

判定期間
・判定日翌日~判定日まで(判定日は毎月20日)

優遇期間
・手数料→判定日の翌月1日~月末までの約定分
・金利→判定日の翌月第一営業日~最終営業日までの保有建玉分(約定日基準)

◇コメント
手数料金利の安さについては隙がないですね。一般信用取引ができないところが玉にキズでしょうか。

 

GMOクリック証券

優遇内容
・信用取引手数料0円
・制度信用取引の買方金利2.1%→1.9%

優遇条件(どちらかを満たせば適用)
・判定期間中の新規建(買建・売建)約定代金合計額が5億円以上
・判定日の大引け時点での信用建玉残高が5億円以上

判定期間
・判定日翌日~判定日まで(判定日は毎月20日)

優遇期間
・手数料→判定日の翌月1日~月末までの約定分
・金利→判定日の翌月第一営業日~翌々月第一営業日の前日まで(受渡日基準)

◇コメント
ライブスター証券と酷似していますが、わずかに手数料金利で負けています。ただし大差はないので、上記2社で悩んでいる場合は取引ツールの使いやすさで選んでもよさそうです。

 

SMBC日興証券

◇コメント
大口投資家の優遇はありません。
信用取引だけをやるのならば、大口でなくても手数料が0円となっていたのでお得でしたが、大口投資家になってしまったらメリットが薄いですね。現物手数料が高すぎるので少々使いづらいです。

 

SBI証券

優遇内容
・信用取引手数料0円(強制決済された取引は対象外)
・制度信用取引の買方金利2.80%→2.28%
・一般信用取引の買方金利3.09%→2.90%
(*日計り信用で一約定300万円以上の取引をした場合0%、貸株料も0%)

優遇条件・手数料(いずれかを満たせば翌営業日に限り適用)
・信用取引の未決済建玉金額合計が5,000万円以上
・信用取引の当日約定分の新規建(買建・売建)約定代金合計が5,000万円以上

優遇条件・金利(いずれかを満たせば約一ヶ月適用)
・毎月21日(※1)~翌月20日(※2)の新規建約定代金合計額が5億円以上
・毎月20日大引け後の未決済建玉残高が5億円以上

優遇期間
・手数料→判定日の翌営業日
・金利→優遇判定期間終了日の翌月1日~翌月末日(受渡日基準)

◇コメント
日計り信用取引を上手く使うことで買方売方金利ともの0%になるのが魅力です。ただし、日計り信用が使える銘柄は限られています。手数料の優遇判定は一日ごとなので、毎日取引するトレーダーではない場合、優遇適用が受けづらくなっています。どちらかといえばデイトレーダー向けの証券会社といえますね。また、資金が多ければ多いほど新規公開株(IPO)が当選しやすいので、その点においても大口投資家に有利になっています。他の証券会社ではできないような銘柄で空売りができる、HYPER空売りもメリットですね。あとはなんといってもPTSが使えることでしょう。PTSのためだけにSBI証券に口座を持っている人もいるくらいです。

 

楽天証券

超割コース大口優遇の内容です。

優遇内容
・現物手数料割引
・信用取引手数料0円
・制度信用取引の買方金利2.85%→2.28%
・一般信用取引の買方金利3.09%→2.90%

優遇条件(どれか一つを満たせば適用)
・信用取引の新規建の合計金額が、5,000万円以上(日次判定)
・26日から翌月25日までの信用取引の新規建の合計金額が、5億円以上(日次判定)
・15:00時点での信用建玉残高の合計が、5,000万円以上(日次判定)
・貸株の平均残高が、5000万円以上(月次判定)
・投資信託の平均残高が、5000万円以上(月次判定)

判定期間
・一部の日次判定および月次判定は前々月26日~前月25日

優遇期間
・日次判定…判定日の翌日から判定日の3か月後月末まで
・優遇決定日の翌月から3ヶ月間

◇コメント
他よりも優遇条件がゆるいため、大口判定を受けやすくなっています。また、一度優遇判定を受ければ約3か月間適用になるので、取引回数が少ない人にも安心です。
少額トレーダー時代は割高でしたが、大口投資家になると一気に手数料が割安の優良証券会社になります。優遇措置で現物手数料まで安くなります。さらに、いちにち信用を利用すると約定代金次第で買方売方金利が0%になります。また、制度信用取引では売ることのできない銘柄が空売りできる『特別空売り』も魅力です。

 

 

カブドットコム証券

◇信用プラチナプランの優遇内容および条件です。

優遇内容
・信用取引手数料0円(強制返済時は適用外)
・制度信用取引の買方金利(2.98%→2.06%)
・一般信用取引の買方金利(3.60%→2.68%)

優遇条件(どちらかを満たせば適用)
・判定期間最終日に返済されていない建玉総額が30億円以上
・判定期間内で新規建約定代金合計が30億円以上

判定期間
・適用月の前々月の21日~前月20日

優遇期間
・判定日の翌月1日~月末

◇通常のプランでも、一日単位でも優遇される条件があります。

優遇内容
・信用取引手数料0円

優遇条件
・全営業日の建玉代金、または新規建約定代金が6000万円以上

優遇期間
・条件を満たした翌営業日

◇コメント
金利に関しては、優遇を受けるための条件がやや厳しいものの、割引率はかなりのものです。カブドットコム証券は一般信用売りができるため、優待取りなどでの需要もそれなりにあるのではないでしょうか。

 

 

松井証券

◇コメント
大口の優遇はないものの、一日信用取引において一約定300万円以上の取引をした場合、金利や貸株料が無料になります。ただし一日信用取引は、現引きや現渡しで手数料が発生するので、使いづらさを感じるかもしれません。また、貸借銘柄でも売り建てを取り扱っていない銘柄が多いのでその点でも使いづらさを感じます。

 

 

まとめ

大口投資家にとっても、手数料や金利などのコストをいかに抑えていくかが、証券会社を選ぶポイントになります。信用取引手数料はどこも0円で横一線なので、現物取引手数料と金利、貸株料で比べることになりますね。

売買代金が一日3億円で金利が2%、年間240営業日でデイトレ専門だったとすると、年間約394万円の金利を支払うことになります。持ち越しをすると4営業日分や、それ以上かかることもありますので、金利の大小は非常に重要です。

そうなると、デイトレーダーはSBI証券楽天証券 の金利0%が大きなメリットとなります。ただし日計り信用取引が使えない銘柄もあるので注意が必要です。

スイング、ポジショントレーダーの人で、とにかく手数料と金利を削減したいなら、GMOクリック証券 。現物手数料が気にならないのならカブドットコム証券も良いですね。

 

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