専業トレーダーという選択

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優れた手法があれば初心者でも勝てる

2016/08/17

世の中には手法否定派のトレーダーもいますが、私はわりと手法信者なところがあります。

 

なぜ手法にこだわるのか

私を含め、手法肯定派のトレーダーがなぜ手法にこだわるのかというと、優れた売買手法を使えば勝てる可能性が極めて高いからだと考えています。

優れた手法を使ってトレードした場合、具体的なパターンに沿って売買するだけで利益をあげることができます。とても信頼性が高いものです。そこには自分の判断や感情などが入る余地がないため、安定した収益を得ることができます。

 

一方で裁量トレードは、いくら経験を重ねて自らを研ぎ澄ましたとしても、勝ち続けられる確信を持つことはなかなか難しいことでしょう。勝てるだけの腕前があれば、長い目で見て勝ち続けることは可能なのですが、確信を持つまでには時間がかかります。

どんなに優秀な投資家でもトレード単位での勝率を100%にすることはできません。中には損を出してしまうトレードがでてきます。取引をしているのは人間ですから、損をすれば弱気になってしまうこともあります。そのため裁量トレードにはメンタルも重要になってくるのです。

 

本当に優れた手法というのは圧倒的な信頼感があるため、手法至上主義のトレーダーが一定数存在し続けているのだと、私は思います。

 

 

経験に乏しい初心者でも勝てる

優れた手法さえあれば、知識や経験が一切なくても勝てる投資家になれます。「なれます」と言い切ったのには具体例があるからです。

もう数年も前のことになりますが、妻が「株をやってみたい」と言ったため、株取引を教えたことがあります。始めた当初は色々なことを教えて自分の力で裁量トレードができるようにさせたいと思っていました。しかし、それにはあまりにも時間がかかりそうだったため、一週間程度で方針転換し、再出頻度が高く信頼性のある手法を一つだけ教えて、それをやってもらうことにしました。子供ができれば子育てに専念してもらうつもりでしたし、デイトレードができる環境が続くとは思えなかったので、結果的にはそれでよかったのだと思います。

 

話が逸れましたが、そういった経緯で妻は2013年7月から自己資金45万円から株取引を始めることになります。売り買いのタイミング等の指示は一切出していません。ただやり方だけを説明して、後は任せておきました。途中で何度かアドバイスしたのは「ポジポジ病に気をつけて」ということだけです。

その後の収支が以下の通りです。

2013年7月 +123,685円
8月 +402,015円
9月 +223,223円
10月 +274,184円
11月 +95,774円
12月 +353,385円
2014年1月 +710,378円
2月 +128,652円
3月 +327,872円
4月 +279,749円
5月 +182,679円
6月 +315,236円
7月 +706,174円
8月 +851,238円
9月 +362,130円
10月 +175,539円
11月 +463,854円
12月 +679,069円
2015年1月 -16,811円
2月 +46,934円
3月 +177,387円
4月 +18,460円

 

結果、2015年4月に取引を止めるまでの間、かなりの好成績を収めました。収支から見て分かる通り、複利で増やせる手法ではないので資金が増えても利益率自体は伸び悩んでいきますが、安定感は抜群にあります。月間で70万、80万と連続で稼がれた時期には、私自身の存在が脅かされるのではないかと少しヒヤヒヤしていました。

売買していた期間はちょうどアベノミクス相場と重なります。なので、「バブルに乗れただけじゃないの?」と言われたら、否定はしません。出来高が減ってしまったら使いづらい手法でしたからね。2015年に入ってからは急激に収益が悪化してしまいました。

 

何はともあれ、手法が優れていると株の経験や知識が全くないド素人でも安定した利益を出すことができるのです。

 

 

 

妻の売買ノート

言ってもないのに勝手に書いていた売買ノートの図。マメです。画像は口座残高が100万円を超えた日のもの。▲がプラスで▽がマイナスらしいです。一般的には黒がマイナスというイメージが強いので、非常にわかりづらい…。銘柄名は隠させてもらってます。

 

 

手法主義の弱点

安定して勝てていても突然勝てなくなってしまう可能性があるのが、手法にこだわった取引をした際の怖いところです。

 

売買手法というのは、いつか使えなくなる日が来ます

相場の動きが変わる、東証などのシステムが変わる、市場参加者の動きが変わる、手法が広まってしまう、など様々な要因で手法が機能しなくなる可能性があります。徐々に儲けが少なくなっていき、機能しなくなることもありますし、突然まったく機能しなくなることもあります。

注意しなければならないのは、徐々に損失の割合が増えていくパターンです。この場合は引き際がとても難しくなります。一時的に機能していないだけなのかどうかも判断しなくてはなりません。下手をすると手法を見限ることができずに、損失を増やしてしまうことになってしまうでしょう。

 

どの原因にせよ、手法が機能しなくなってしまったら稼げなくなってしまうため、一つの手法にこだわり過ぎるのはとても危険なことです。トレーダーとして長くやっていくためには、手法を多く持っているに超したことはないですし、手法以外の部分、つまり裁量トレードの腕も磨いておくべきでしょう。

短期売買で10億円稼いだ投資家のテスタ氏が「勝てる手法は常に変わる」とおっしゃっていますが、その通りだと思います。息の長い投資家になるためには、手法が機能しなくなっても勝てるように日々経験を積んでいくことが大切です。

投資初心者が手法にこだわりすぎると、やり方ばかりを求めてしまい、経験の部分がおろそかになってしまうことがあるため、気をつけなければいけませんね。

 

私が日々続けてきたことは別の記事に書いてありますので、よろしければそちらも併せてお読みください。

 

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