専業トレーダーという選択

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資金計画を立てる

2016/10/03

長くトレーダーとしてやっていくために、資金計画を立てることは非常に大事です。

株やFXで専業トレーダーを目指すのはそれこそ資金10万円からのスタートでも大丈夫ですが、実際にトレードの収入だけで生活するとなるとしっかりとした資金計画が必要になってきます。

早々に破綻してしまっては笑い話にもなりませんので、これからしっかりと考えていきましょう。

 

専業トレーダーが稼ぐべき金額

まず、専業トレーダーになるにあたり、トレードで月にどれくらいの収益をあげればいいのか考えてみましょう。これは各々の家族構成や生活スタイルにもよりますが、ざっくり考えて収益の多い月は働いて得られる給料の2~3倍くらい稼げるポテンシャルは欲しいです。

もちろん売買益というのはなかなか安定しないものなので、常に稼げなくても良いです。しかし、平均したら社会に出て働いていた時の給料を大きく上回っている必要があります。

なぜなら会社をやめたら昇給もボーナスもないし、社会保険に加入し続けることもできなくなるからです。将来の年金受給額は少なくなりますし、雇用保険もありません。それにトレーダーには退職金だってないのです。

会社を辞めたら今まで以上の稼ぎが必要になるのです。

 

今は稼ぎやすい相場

2015年現在は市場が活況で、順調に儲けが出ているかもしれません。しかし、相場には波があるので、どうしても稼ぎにくい相場というのもやってきます。調子が良い時に甘い見通しを立ててしまうと、後々後悔することになってしまうかもしれないので、十分に気をつけなければいけません。

実際、2011年~12年末あたりまでの株式市場は、かなりの地獄でした。出来高と値動きが少なくなると、儲けを出すのがとても難しくなります。専業トレーダーとしてやり続けるのならば、そんな相場も乗り切っていかなければなりません。閑散相場で稼ぎが減ってしまうことも頭に入れて、資金計画を練っておきましょう

 

 

将来のこともしっかり考える

様々な資料

専業トレーダーは自営業などと同じで、何も対策をしなければ老後に受け取れるお金は国民年金だけです。老後までにたくさんの蓄えをしておくか、個人年金などの金融商品に入っておくなど、なんらかの対策が必要です。

「私は死ぬまでトレードを続けるから問題ない」という方もいます。しかし、稼ぎ続けられるかどうかはわかりません。人間は年老いていくと、判断力や記憶力を筆頭に様々な能力が低下していきます。今はイケイケでトレードしていても、将来は全く稼げなくなってしまう可能性もあるのです。

生活費の分だけ稼げてればいいやという考えでは、いずれ破綻することになりかねません。常に最悪の状況も考慮しながら、行動を起こしましょう。

 

 

専業トレーダーへ移行する資金量の目安

専業トレーダーになるためには、稼げる手法を持っていることが大前提となります。手法の数が一つしかない場合、それが通用しなくなると非常に苦しくなるため、できれば2つ以上優秀な手法を持つことを推奨します。明確な手法を持たずに、感覚や経験則に基づいて売買する専業トレーダーも中にはいますが、その場合には相当な経験を積んでいる必要があります。どちらにしても負ける気がしないような状態でいることが望ましいです。

注意しなければならないことは、上昇相場しか経験していない場合、トレードが上手いと勘違いしてしまうことが多々あるということです。上昇相場で調子に乗ってしまい会社を辞めてトレーダーになり、その後の下落相場で消えていった方は、探すまでもなくたくさんいました。トレードのみで生計を立てるのは、できれば下落相場や閑散相場を経験してからにしたほうがいいと思います。

資金力も過剰にあるに越したことはないです。人間誰にでもミスはあります。手痛いミスをしてしまっても、ビクともしないくらいの資金力がないと危険です。ちょっと不運が続くと心が揺らいでしまい、本来やるべきトレードができなくなることもあります。そんな時、潤沢な資金があれば心の安定につながり、それがトレードの安定、収益の安定にもつながるのです。

 

具体的には、運用資金2000万円+3年間の生活費+α
少なくともこのくらいのお金を持っている状態で、専業トレーダーになったほうがいいと思います。ちょっと心配しすぎでしょうか。あなたは生活費を稼ぎつつ、資産を増やさなければならないというプレッシャーに勝てますか?

私が専業トレーダーになったのは証券口座の残高が4000万円を超えたくらいの時です。それでも精神的重圧、プレッシャーはかなりのものでした。トレーダーとして生きるという決断は人生の大きな分岐点になります。そこには石橋を叩いて渡らないくらいの慎重さがあってもいいと思います。自分のメンタルに自信がなければ尚更のことです。

また、少額からトレード益のみで運用資金を増やしていくのは至難の業です。ある程度の資金量になるまでは働きながらトレードをしたほうが資金が増える効率が良いので、仕事とトレードの両立で頑張っていくべきだと思っています。実力がつくまえに収益の柱を一本化してしまうのは非常に危険です。

トップページに書いてある理想的なトレーダーの成長スケジュールもあわせてみていただけると、イメージがわきやすいかもしれません。

 

 

最後に

ここまで書くと脅されてばかりで、専業トレーダーになるのが怖くなったと言われてしまいそうです。
しかし、私は専業トレーダーを目指す皆さんに失敗をしてほしくないのです。深く考えず、安易に行動を起こせば人生が狂ってしまいかねません。しっかり計画を練って、揺るぎない自信がついたらその時は専業トレーダーになりましょう。

このサイトが少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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