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証券会社が倒産したらどうなるのか

2017/04/13

 

証券会社やFX業者が倒産、破綻したときに預けていたお金はどうなるかご存知ですか?最近は景気が良いのでそんなに心配することはないかもしれませんが、知っておくに越したことはありません。万が一に備えることもトレーダーの使命です。

 

分別管理と信託保全

株式の証券会社とFX業者では預り金等の管理方法が異なります。

 

証券会社は顧客の有価証券や預り金を、証券会社自身が保有する有価証券やお金と分けて管理することが金融商品取引法で義務付けられています。このことを分別管理といいます。

証券会社が破綻したときは、証券会社がしっかりと分別管理を行っていた場合に限り、すべての資産が顧客に返還されます。万が一、すべての資産が返還されない場合には、日本投資者保護基金から1000万円まで補償を受けることができます。

日本投資者保護基金に加入している証券会社はこちら(別窓開きます)で確認することができます。

 

 

一方FX業者は、顧客から預かった証拠金を取引業者自身が保有する資産と分けて管理することが義務付けられています。これを第三者に委託管理させることを信託保全といいます。

FX業者が破綻したときは、FX業者がしっかりと信託保全を行っていた場合に限りすべての資産が顧客に返還されます。万が一、すべての資産が返還されない場合でも、FX取引は日本投資者基金の保護対象外となっていますので注意が必要です。

 

 

日本投資者保護基金の保護対象は?

 

日本投資者保護基金の保護対象

引用:日本投資者保護基金

 

上記以外にも、信用取引の含み益なども保護対象外となっています。保護対象の金融商品は1000万円まで補償されますが、補償対象外のものは1円たりとも補償されません。

 

 

信用力が大事

分別管理や信託保全を謳っていても100%安全というわけではありません。証券会社やFX業者の分別管理や信託保全に関する注意事項をよく読んでみてください。どこかしらに全額返還できない場合もありうるという抜け道のような記述があります。サイト上に記述がなくても約款書などに記載されている可能性がありますので気をつけなければなりません。

 

分別管理、信託保全の注意書き例

  • 弊社の過誤、システム障害、急激な市場の変動等により、お客様からお預りしている資産が弊社から適切に信託されなかった場合、当該資産が保全されない場合があります
  • 保全措置を講じた証拠金について、管財人等及び他の債権者の意向、費用等の発生により、お客様は全部または一部を受領できない可能性があります
  • 法令等の変更により、分別管理の方法を変更することがあります
  • 区分管理すべき金銭の額の計算および必要な金銭の信託は当社が行います

 

 

つまり分別管理や信託保全を謳っていても、財産が戻ってこない場合も十分ありうるわけです。会社が破綻しそうになっているときなんかは、何をされるかわかりません。リーマンショックのときのような世界的不況がきたら、信用度の低い会社からはいつでも資金を引き上げられるように準備をしておいたほうがいいでしょうね。

また、聞いたこともないような国内、海外業者には十分に気をつけなければいけません。そのような怪しい業者を紹介するサイトがネット上にはたくさんありますが、彼らは紹介料を目当てに都合の良いことばかり書いているので、情報の取捨選択は慎重にするようにしましょう。

なにより、信用力の高い証券会社、業者を選ぶことが大切です。

 

 

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